2016年9月29日木曜日

旧小田切家住宅

飯綱で友禅の個展を見た後は須坂に行き、今年7月から公開になった旧小田切家住宅へ。
昭和の後半から空き家になっていた建物を須坂市が買い取り、文化施設となったのだそう。
 
学芸員さんが常駐していて、説明を受けながら案内してもらえます。



住宅の一部はカフェになっていて、お菓子付きのお抹茶やコーヒーを頂けます。

私はコーヒー、一緒に行った友人は抹茶を注文しました。くつろげます!


 離れの土蔵はお宝の展示室になっています。
その土蔵の前の廊下。
床に陶板が敷いてあり、ここだけちょっとモダンな雰囲気。

 
 
 
さて、この日の着物は小花の単衣小紋。



帯は塩瀬。
菊柄の真っ赤な染め帯です。

 
 
ところで。
ランチに須坂の「あがれ家」さんでお蕎麦を頂いたところ、着物のお客さんへのサービスです、と蕎麦雑炊を付けて下さいました。
不思議な食感で美味しかったです。
着物でお出かけすると、時々こういう嬉しいおもてなしを受けます♪
 


2016年9月28日水曜日

染織家 木村不二雄の世界展

信州草木染め友禅の名工、木村不二雄氏の個展に行きました。

場所は飯綱町のアップルミュージアムです。

木村氏は須坂で活躍している染色家。

友禅の着物、帯、染織画、タペストリーが多数展示してありました。



染色に使う道具や材料も。



木村氏による実演も見る事が出来ます。



実演の後は木村氏ご本人がいくつか作品の説明をして下さいました。
優しくほんわかした雰囲気をお持ちの、まさに草木染めのように癒し系な染色家さんです。
お人柄が作品に表れています。

こちらは林檎の木を描いた訪問着。
花も咲き、実もなっています。所々雪もあります。
信州の林檎の四季を1着の着物に表したのだそう。

着物を見る、というより絵画を見ているような気分です。
まさに芸術品ですね。



木村不二雄の世界展、いいづなアップルミュージアムにて10月15日まで開催中です。

林檎の博物館も面白かったです。
近くにサンクゼールのワイナリーもあります。
林檎も葡萄も今が旬!

2016年9月25日日曜日

きものともだち 落語会

9月のきものともだちは、高遠の燈籠祭落語会へ。


着物での来場者への特典で、噺家手拭いを頂きました!


今回は少人数の5名。


この日の着物は単衣紬に江戸紅型の塩瀬帯。


帯の柄は葡萄です。
葡萄色の三分紐に小さな七宝の帯留。

雨が降っていたので雨ゴートを着て行きました。
夏用の正絹雨ゴートです。
この時期の雨はまだまだ蒸しますが、うっすら透け感のある涼しげ素材。




若手着物サークル「きものともだち」、詳細はHPをご覧下さい→きものともだち



2016年9月23日金曜日

繭作り②

9/19の夜、この子がそろそろ繭作りを始める、そんな情報を得て上蔟することにしました。



上蔟(じょうぞく)とは、繭を作り始める準備が整った蚕を蔟(まぶし)という、蚕を作るための専用スペースに移してあげることです。
周りに壁がある所で作るのだそうで。

熟蚕(繭を作る準備が出来た蚕)は体が透けてくる、と母が言っていましたが素人の私には何がどう透けているのかさっぱり解りませんでした。

 
蔟は、トイレットペーパーの芯を代用。


 夜中に何度か覗いてみましたが、ほんのちょっと糸を吐いただけでサボっていたので、ホントに繭になるのか心配でしたが。
翌9/20朝、トイレットペーパーの芯の内側にうっすらと。

 
そしてその日の夜の様子です。
だいぶ進んでいます。


黄色い水滴は、おしっこです。

汚い話ですみません。
蚕はウンチはよくするのですが、おしっこは一生のうち2回しかしないのだそう。
繭を作り始めた時に1回、繭から出てすぐが2回目です。


本当は繭を汚さないように糸の外にするそうですが、この子は上手く出来なかったようで糸の上にしてしまいました。
ちなみに他の子は、下に敷いてある紙が黄色く濡れていたのでちゃんと外にしたようです。

白っぽい塊は最後のうんち。
それまでは黒くてコロッとしたうんちをしていたのですが、最後のウンチは白くて少し水っぽい。
ウンチも糸にしてしまいました・・・。

さて、また翌9/21朝、うっすらと丸い形が見えてきました。

5令の蚕の体長は5~6cm程あったのに、小さな繭の中にどんな風に入っているんだろうと不思議に思っていましたが。
繭作りが進むにつれて蚕はどんどん小さくなっていきます。なるほどそういうことか!

私の観察はここでおしまい。
この日、息子が学校に持っていきました。
今頃立派な繭になっている事でしょう。
ちなみに、黄色い足の蚕たちは先週学校で黄色い繭になったので今回持ち帰りませんでした。
黄色い繭の繭作り、見たかったな~。

繭になったら持ち帰る事はないそうなので、もうあの子達に会う事もありません。
出来れば蛾が出てくる様子なども観察したかった。



絹の着物を着るという事は命を頂く事なのだと、改めて実感。
お蚕様様です!
息子の勉強で、私も大変貴重な良い経験をさせてもらいました。

2016年9月22日木曜日

繭作り

先週末も息子がお蚕さんを持ち帰りました。
既に何頭か繭になったそうで、繭は学校に置いて来たので持ち帰った蚕は今回4頭。

3連休だったこの週末は前々から家族旅行を計画してたのでお世話が出来ず、夫の実家に預けました。
義母は子供の頃家で養蚕していたそうで詳しいのです。

旅行から帰った月曜日の夜お迎えに行くと、3頭が繭を作っていました。
 


 この子はほぼ出来上がっています。




こちらももうすぐ完成かな。
中で黒い小さいものがちょこちょこ動いているのが見えました。
コバエでも巻き込んでしまったのか?と思ったのですが、母が「これはお蚕さんの顔よ」と教えてくれました。
よく見ると確かに。まだ繭が薄くて、忙しなく動くお顔の黒い部分が透けて見えていたのです。




この子はまだ糸吐き始め。
いきなり丸く作るのではなく、こうやってまずは周り全体に薄く糸を張って、土台を作るのですね。
細くて繊細で、ちょっと触れるだけでダメになってしまいそうに見えるのですが、意外に丈夫でしっかりした糸です。
光を反射してキラキラ光っています。



そしてこのお方はまだまだ食べ盛り。
しかし母が言うには今夜にも繭を作り始めるだろうとの事。

続きます。

燈籠祭り前夜祭

今日は(日付が変わってしまったので正確には昨日ですが)伊那市高遠の燈籠祭りの前夜祭に行ってきました。

一昨年から毎年行っているお祭り。
高遠の町に提灯が飾られています。
着物の貸し出しなどもやっていて、着物で来ている人を何人も見ました。

私も息子と2人、着物で。

 格子の単衣紬に半幅帯。
 
 
 
木綿の刺繍半襟を付けました。


 
お天気がイマイチな事もあり、すっかり涼しく、秋らしい夜でした。


 

明日(9/22)は本祭。
今年もきものともだちで落語鑑賞に行きます。

2016年9月14日水曜日

お蚕さんの成長ぶり

先週末、また息子がお蚕さんを学校からお持ち帰り。
1週間前に比べてだいぶ大きくなっていて驚きました。
今5令だそうです。
私の人差し指と同じくらいの身長。
前回は手に乗せた写真を取り損ねたので比較が出来ませんが、たぶん半分位しかなかったような。

追加で2頭もらったそうで、数が増えていました。
新入りは足が黄色いタイプ。息子曰く、この子は黄色い繭を作るのだそうです。


ちなみに普通のタイプの足はこちら。
足には吸盤のようなものが付いていて、葉から滑り落ちないようになっています。
手のひらにのせると、この吸盤が手に付いて何ともこそばゆい。




桑の葉は投入してしばらく経つとしおれたりパリパリしてきます。
学校からの指示で朝晩新鮮な葉に代えてあげるのですが、代えると皆待ってましたとばかりに夢中で食べ始めます。

むしゃむしゃと葉を食べる音が聞こえます。
その音を聞きながら、ずっと眺めていても飽きません。



2頭仲良く向かい合ってお食事中。