2017年2月2日木曜日

真綿取り体験

いつの間にか2月になってしまいましたが、1月後半、岡谷蚕糸博物館で真綿取り体験をしました。





「真綿の紬」という言葉をよく耳にしますが、そもそも真綿とは?

繭のうち、生糸になれるのは綺麗なものなんだそうで、汚れがあるものや形の悪いもの、玉繭は除外されます。
しかし捨ててしまうのはお蚕様に申し訳ないので真綿にして活用します。
綿のまま防寒として半纏などの中綿にしたり、糸にして織ったり(これが真綿紬!)。
昔の人の、貴重な資源を無駄にしない知恵ですね。

 



博物館の林さんが解りやすく解説、実演して下さいました。




煮た繭を使って作ります。





ぬるま湯の中で指でポンポンつつくと繭が膨らんできます。




私がやったもの↓左がつつく前。右がつついた後。





次に繭の1部に穴をあけ、指で広げます。





この後は職人技な指捌きだったので覚えるのに必死で写真は撮っていませんが・・・。
自分自身の手全体を使って薄ーく広げてこのようにかけておきます。
説明がおおざっぱ過ぎてすみません。
これを何枚も重ねていきます。







私も挑戦。かなり苦戦しながらの1枚目。
隙間だらけ。





何枚か重ねたところ。時間切れでここで終わりにしました。



真綿取りは1人前になるのに3年かかると言われているそうで、大変難しいのです。
繭は丈夫でなかなか広がらない。あの滑らかで繊細なイメージの絹が、実はこんなに力強い繊維なのかと驚きました。

最後に、真綿から糸を紡ぐ様子を見せて下さいました。



生糸にはなれない一見ダメな繭。
しかし「ダメな子も、違った活躍の場を与えてあげれば人の役に立つ子になれる。それは人の子でも同じ。」と林さん。


自分で作った真綿はお持ち帰り。
乾くとふわっふわの綿になりました!

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